近年絶大な人気を博しているインスタグラム（Instagram）。
ビジネスの活性化を図るべく、インスタグラムを通したマーケティングに注力する企業も多いでしょう。
しかし、インスタグラムは他のSNSと比べて拡散性が低く、企業の認知拡大や新規顧客の獲得チャンスが少ないことをご存知でしょうか？
そこで「ハッシュタグ」と呼ばれる機能を使用するだけで、拡散力が何倍にもアップし多くの人に情報を届けることが可能になるのです！
本記事では、インスタグラム運用者は必ず知っておくべき「ハッシュタグ機能」について、メリットや確実に効果を出すポイントなどを徹底解説いたします。
| この記事がでわかること |
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インスタグラムのハッシュタグ機能とは？
インスタグラムのハッシュタグとは、投稿のキャプション欄に記入するシャープ記号「＃」とキーワードの組み合わせです。
上記画像の赤枠内のように青文字で表示され、その投稿をカテゴライズ化する、いわば商品についているタグのような役割を果たします。
ハッシュタグをつけることで特定の分野に関連した投稿を検索したり、フォローしてホーム画面に流れるように設定することもできます。
これらのハッシュタグに関する2つの機能を下記で詳しくご紹介しますね！
ハッシュタグ検索機能
インスタグラムでは、画像・動画コンテンツやキャプションに書いた内容から投稿の検索をかけることができません。
そこで、キャプションとともに関連するハッシュタグをつけることで、検索欄から投稿を見つけることができるのです。
例えば、自社商品を使ったレシピの画像を「おうちカフェ」のハッシュタグとともにインスタグラムに投稿したとします。
おうちで作れるお菓子レシピが気になったユーザーが「おうちカフェ」と検索した際に、同ハッシュタグをつけた投稿がこのように一覧で表示されます。
また、ブランド名や商品名など自社独自のハッシュタグをつけることで、特定のブランドに特化した投稿を検索することができます。
「ググる時代からタグル時代」と言われるように、グーグルで検索するようにインスタグラムでも商品検索や特定の情報収集が可能になるのです。
ハッシュタグフォロー機能
インスタグラム上で友人やインフルエンサーのアカウントをフォローするように、特定のハッシュタグもフォローすることができます。
フォローしたユーザーの投稿がホーム画面に流れるように、フォローしたハッシュタグのついた投稿も同様にホーム画面から閲覧できるようになります。
フォローしているハッシュタグ名は、プロフィール画面のフォロワー一覧上部に表示されます。
「ネイル」や「子育て」など、特定のコンテンツを常に追いたい時に活用される機能です！
5秒でできる！インスタグラムのハッシュタグをつける手順
ここからは、実際にインスタグラムの投稿にハッシュタグをつける手順を解説していきます。
以前は投稿のコメント欄にハッシュタグを記入する方法もありましたが、現在インスタグラムはハッシュタグをキャプション内に入れることを推奨しています！
キャプション内のハッシュタグ入力は誰でも簡単に操作できるので、マスターしていきましょう！
新規投稿にハッシュタグをつける手順
新しく写真や画像を投稿する際のハッシュタグの付け方を解説していきます。
下記で画像とともに詳しく解説していきます！
①新規投稿画面から撮影開始または画像を選択
ホーム画面またはプロフィール画面の右上から「投稿」を選択をし、新規投稿画面を開きます。
ハッシュタグをつけて投稿したい画像・動画をフォルダから選びます。
新規で撮影を開始したい場合は、画面中央右のカメラマークをタップすると撮影画面に移動します。
②必要に応じてコンテンツを編集する
投稿するコンテンツを編集したい場合は、こちらの画面でおこないます。
明るさや色彩などの微調整や数種類のフィルターを選ぶだけで、誰でも簡単に編集することが可能です！
編集が不要な場合、また終了したら画面右上の「次へ」をタップします。
③キャプション欄にハッシュタグを入力
キャプション欄につけたいハッシュタグを記入していきます。
シャープ記号「#」の後ろに投稿に関連したキーワードをスペースを空けずに打ちます。
続けて複数のハッシュタグをつける際は、各ハッシュタグの間にスペースを空けましょう。
記入が終わったら画面右上の「OK」をタップして完了です。
④画面右上の「シェア」をタップして投稿完了
タグ付けや位置情報などを必要に応じて追加していきます。
投稿の準備が全て終わりましたら、画面右上の「シェア」をタップすると投稿完了です！
過去の投稿にハッシュタグをつける手順
続いて、すでに投稿済みの投稿にハッシュタグを追加する方法をご紹介いたします！
- ハッシュタグをつけたい投稿の編集画面を開く
- キャプション欄にハッシュタグを入力
- 画面右上の「完了」をタップ
下記で画像とともに詳しく解説していきます！
①ハッシュタグをつけたい投稿の編集画面を開く
ハッシュタグをつけたい投稿の画面右上の「…」をタップします。
表示される項目の中から「編集」を選択します。
②キャプション欄にハッシュタグを入力
キャプションやタグ、位置情報を編集する画面が表示されます。
新規投稿時と同様にシャープ記号「#」に続けてキーワードを打ちます。
新規のハッシュタグだけでなく、過去につけたハッシュタグも修正することが可能です。
③画面右上の「完了」をタップ
ハッシュタグの追加や編集が終わったら画面右上の「完了」をタップして終了です！
インスタグラムにハッシュタグをつける4つのメリット
ハッシュタグ機能はインスタグラムにおいて基礎中の基礎であるあまり、活用されていないケースが多々あります。
しかし、ハッシュタグをつけることでインスタグラムマーケティングにおける重要な4つのメリットを得ることができるのです。
ここからはその5つのメリットについて詳しく解説していきますね！
| ハッシュタグをつける4つのメリット |
メリット1：自社の認知拡大に直結
インスタグラム公式によると、日本人のハッシュタグ検索回数は他国平均の5倍となっています。
特に、これからの消費者層である20代〜30代はGoogleやYahooといった検索エンジンを使うのではなく、インスタグラムを以下のように活用して情報収集しています。
- 欲しいもの、行きたいところを調べる
- なんとなく閲覧していて自身の趣味嗜好にあったものと出会う
そこでハッシュタグをつけて投稿を検索対象にすることで、ユーザーの情報収集時に目に留まる可能性が上がります。
ハッシュタグ検索を使って上記の2点を探しているユーザーとの接触機会を増やすということは、企業の存在を知ってもらうチャンスが増えるということなのです。
冒頭でもお伝えしましたが、インスタグラムはツイッター（Twitter）やティックトック（TIkTok）と比べて拡散力が低いデメリットがあります。
しかし、ハッシュタグを使うことでブランドや自社商品を多くの人にアピールする際のきっかけ作りになるのです。
メリット2：興味関心のある層に投稿をリーチさせる
インスタグラム上で頻繁に旅行関連の投稿を見ていると、発見欄にフォローしているアカウント以外の旅の投稿が出てきたなんて経験はありませんか？
これはパーソナライズというインスタグラムの特徴の一つです。
利用者一人一人に最適なコンテンツを機械学習して表示させる仕組みとなっています。
ハッシュタグをつけることにより、自身のアカウントがどんな発信をしているかをインスタグラムに理解させ、興味関心のあるユーザーに届けることが可能です。
全く興味のないユーザーに訴求をするよりも、自社の商品やサービスに関心があるユーザーに投稿を届けたいですよね。
また、ユーザーがすでに興味関心がある状態なため、ECサイトへの訪問や購買などの直接的な行動を起こしやすくなります。
メリット3：いいね・コメント・保存の増加に繋がる
メリット1と2に付随して、ハッシュタグをつけることでユーザーからのいいね・コメント・保存をより多く獲得できます。
上記でも解説しましたが、ユーザーはインスタグラムの検索機能を使用して気になる情報を収集しています。
また、パーソナライズによって、ユーザーが興味を示しそうなコンテンツが発見タブに表示されます。
ハッシュタグによってカテゴライズされたあなたの投稿が、そのカテゴリーに興味のあるユーザーに届くことで自然と好リアクションが期待できるというわけです。
興味のある分野に関連した投稿にいいねや、後で見返すために保存をしたくなりますよね？
このように、投稿に対するユーザーの反応のことをエンゲージメントと言います。
エンゲージメントが高いほど質の高い投稿と評価され、発見タブや検索結果の上位に表示されやすくなります。
露出が高くなるということは、上記の認知拡大や興味関心を持つユーザーへのリーチ率がさらに上がっていくのです！
いいねや保存の数が増えることで得られるメリットや、増やし方は下記の記事を参考にしてください！
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メリット4：UGCの生成に役立つ
UGC（User Generated Contents）は、商品の口コミや商品を使用したレシピ・コーディネートといったユーザーによって作成されたコンテンツを指します。
企業が打つ広告色の強い宣伝よりも、友人や家族におすすめされたほうが購買意欲が沸くとして、多くの企業がUGC獲得に注力しています。
ハッシュタグはそんなUGCの生成に多いに貢献するのです！
例えば、#ブランド名 や #〇〇コーデ といったようにブランド独自のハッシュタグを作成し、下記の画像のようにユーザーに使用を促す方法があります。
また、指定のハッシュタグがついた投稿にいいね・コメントのリアクションをしたり、自社アカウントでリポスト（引用投稿）することで、UGCをさらに増やすことができます。
あなたが投稿した商品の口コミにブランドからコメントが来たり、シェアしてもらえると「またハッシュタグをつけて投稿したい！」とおもませんか？
このようにハッシュタグをつけたUGCが増えることで、投稿を閲覧したユーザーに間接的に商品を宣伝することができるのです！
UGCのメリットやハッシュタグ以外で増やす方法などは下記の記事を参考にしてください！
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ハッシュタグのビック・ミドル・スモールって？
実はハッシュタグは3種類に分けられることをご存知でしたか？
特定のハッシュタグをつけた投稿数・検索数のボリュームによって以下の3つに分かれます。
- ビックワード（投稿数：10万件以上）
- ミドルワード（投稿数：1〜10万件）
- スモールワード（投稿数：1万件以下）
上記のイラストのように、投稿数が小さくなるほどブランド名や商品名など具体的なキーワードを使用したハッシュタグが多くなります。
各ハッシュタグの投稿数は、キャプション欄でつける際や検索時に見ることができます。
それぞれのハッシュタグについて下記で詳しく解説していきます！
ビックワード
ビックワードとは、10万件以上の投稿につけられている人気のハッシュタグです。
| 例）「#カフェ巡り」「#メンズファッション」「 #インテリア」 |
上記のように、>誰もが知っており、検索時に頻繁に使用されるキーワードが多い傾向です。
ビックワードを使用して検索する人が多いため、検索結果に表示された時の効果は大きいですが、投稿数が多い分埋もれてしまう可能性も高くなります。
ミドルワード
ミドルワードとは、1〜10万件の投稿につけられているハッシュタグです。
| 例）「#カフェ巡り東京」「#メンズファッションブランド」「#インテリア植物」 |
上記のように、ビックワードにプラスして地名やアイテムなどの限定性を持たせたキーワードが多い傾向です。
内容がより具体的なため、ターゲットとなる層を絞ってリーチすることが可能となります。
投稿数もビックキーワードよりも少ないため、検索上位に表示される確率が上がります。
スモールワード
スモールワードは、1万件以下の投稿数につけられているマイナーなハッシュタグです。
| 例）「#具体的なカフェの名前」「#メンズブーツ」「#緑のあるインテリア」 |
上記のように、ブランドやお店の名前や商品カテゴリー、特定の分野を表すキーワードが多い傾向です。
投稿数が少ないため比較的簡単に検索結果上位に表示されやすいですが、検索するユーザーが少ない分影響力は小さくなります。
確実に伸びる！インスタグラムのハッシュタグ選び4原則
ここからは、ハッシュタグをつける際にぜひ参考にしていただきたい4原則をご紹介いたします！
これまでにハッシュタグをつけた投稿をしているも、なかなか効果が得られていないという方も必見です！
| ハッシュタグ選びの4原則 |
原則1：アカウントや投稿に適したハッシュタグを選ぶ
先述したように、インスタグラムには利用者一人一人に最適なコンテンツを機械学習して投稿を表示させる仕組みがあります。
ハッシュタグは、あなたの投稿やアカウントがどのようなコンテンツを発信しているかをアルゴリズムが理解させる上で重要な役割を果たします。
例えば、女性向けのブラウスを宣伝する投稿に「#メンズファッション」や「#ブーツ」などと関連のないハッシュタグを付けてしまうと、本来ブラウスを探している女性ユーザーに届くはずだった投稿が別のニーズを持った層に届いてしまいます。
そのため、アカウントの方向性や投稿内容と根本的に共通性のあるハッシュタグをつけることを心がけましょう。
また、「関連がありそうと思っていたハッシュタグが実は思っていたのと違う…」といった事態も頻繁に起こります。
ハッシュタグをつける前に実際に検索をして、どんな投稿が表示されているかを見にいくこともポイントです！
原則2：ミドル、スモールワードから選ぶ
ハッシュタグをつける際は、ビック・ミドル・スモールワードに注目することが重要です！
先述した通り、ビックワードは競合が多いため検索上位に表示させるには、高いエンゲージメントやアカウントパワーが必要になります。
検索結果上位にあげ、投稿の拡散性を高めるためにもミドル・スモールワードから投稿に関連したハッシュタグを選定することをおすすめします！
そして、ミドル・スモールワードの割合は、アカウントの規模にもよりますが以下の目安を参考にしてみてください！
・フォロワーが1000人の場合
ミドル：スモール＝6：4（30個つける場合は、ミドル18個・スモール12個
・フォロワーが10,000人以上の場合
ミドル：スモール＝8：2（30個つける場合は、ミドル24個・スモール6個）
原則3：英語・日本語のハッシュタグを使いわけよう
ハッシュタグをつける際は、日本語だけでなく英語や場合によっては他の言語を使用することがポイントです！
キーワードによっては日本語以外の言語で検索をかけるユーザーがいます。
例えば、カフェ巡りに興味のあるユーザーが英語で「#cafe」と検索するかもしれません。
この時、あなたの投稿に日本語と英語でカフェのハッシュタグが入っていることにより、どちらで検索された場合でも表示される確率が上がるのです。
このように、同じ意味でも異なる言語でハッシュタグを複数つけてあげることで、ユーザーとの接触機会を増やすことができます。
しかし、英語ばかりのハッシュタグにしてしまうと日本人の顧客を集めることができず、結果売上にアップに繋がらない…なんてことも起きてしまいます。
自社のターゲット層がどんなハッシュタグで検索しているのかを分析し、それに対応したハッシュタグ選定を心がけましょう！
原則4：競合のハッシュタグを分析
最後に、ハッシュタグをつける際は競合ブランドがどんなハッシュタグを付けているかを分析しましょう！
フォロワーが少ないアカウントにも関わらず、投稿で高いエンゲージメントを獲得していたりフォロワーの伸びが良いアカウントは少なからず運用がうまい証拠です。
集客に成功している競合のハッシュタグを分析し、自社の投稿にも活用することで他社がつけるハッシュタグで検索したユーザーを自社にも誘導させることができます。
【応用篇】ハッシュタグ選定におすすめの機能・ツール
ここからは、上記のハッシュタグ選びの4原則と合わせてぜひ知っていただきたいハッシュタグ選定におすすめの機能やツールを簡単にご紹介いたします！
- 「ハッシュタグの効果を可視化したい！」
- 「ハッシュタグを戦略的に選んで競合からのブランドスイッチを狙いたい！」
そんな方は必見ですよ！
インスタグラムのインサイト機能
インスアグラムには、>投稿に対するユーザーの反応を詳しく閲覧できる「インサイト」と呼ばれる機能が搭載されています。
プロアカウントに切り替えることでインスタグラム運用で重要なデータを無料で閲覧することができます。
中でも、ユーザーがどこで投稿を見たかを示す「インプレッション」を確認することで、あなたの投稿に最適なハッシュタグを分析することができます。
例えば、画像のようにハッシュタグからの流入が一番多ければ、その投稿につけられたハッシュタグは効果的に機能しているというわけです。
ハッシュタグを試験的に変更しインプレッションの数値を追うことで、どのハッシュタグが投稿の拡散作りに貢献したかを見つけることができます。
インスタグラムのインサイト機能については、以下の記事に詳しくまとめているのでぜひ参考にしてください！
いざインスタグラム（Instagram）を始めてみたけれど、「運用の仕方はこれで正解なのかわからない」とお悩みの方もいると思います。 インスタグラムのインサイト機能では、いいね数、フォロワーを増大させ、自社のブランドや商品の認知拡大を[…]
ハッシュタグの影響力を可視化させるツール
続いてご紹介するのは、インフルエンサーの影響力を可視化させる分析ツール「A stream」（エーストリーム）です。
日本初の機能を複数搭載し、インフルエンサーのフォロワー買い検出や実際に投稿に興味を示しているユーザーの属性を細かく分析します。
中でも、「ハッシュタグエンゲージメント」という機能では、使用しているハッシュタグの中でユーザーから好リアクションを獲得しているハッシュタグを検索・一覧表示させることができます。
この機能を活用することで、自社の商品宣伝に適したインフルエンサーだけでなく、競合ブランドのファンをスムーズに自社へ誘導できるインフルエンサーの抽出を可能とします。
自社の公式インスタグラムを運営する際も、A streamで自社アカウントが使用しているハッシュタグの中からエンゲージメントが高いものを把握することができます。
そんなA streamのハッシュタグエンゲージメントや他機能の魅力・成功事例を下記の記事にて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください！
デジタル化やSNSの普及に伴い、よく耳にするようになった「インフルエンサーマーケティング」。 主にSNS上で活躍するインフルエンサーの影響力を生かして、消費者の購買意欲に働きかけるマーケティング手法の一つです。 多くの企業や代理[…]
インスタグラムのハッシュタグを上手く活用した事例
ここからは、ハッシュタグを活用してインスタグラムを効率よく運用している例を2つご紹介いたします！
事例1：新規アカウントの急成長に貢献！
新しく解説したアカウントはフォロワーも少なく、投稿を多くの人に見てもらえないだろうと決めつけていませんか？
あるアカウントは開設したばかりでフォロワーが全くいない状態でした。
しかし、投稿に適したハッシュタグをつけたことで、1205ものアカウントに見てもらうことに成功しました！
インサイトからも分かるように、すでにフォローしていたアカウントはたったの2つで、残りはアカウントの存在を知らずにたまたまハッシュタグでこの投稿を見つけたアカウント達です。
つまり、投稿にハッシュタグを付けていなかったら2人にしか見てもらえなかったわけです。
ハッシュタグをつけるべき理由がお分かりいただけましたでしょうか？
このように、フォロワーが少ない新規アカウントの段階でも、ハッシュタグをつけることで多くのユーザーにリーチさせることが可能なのです。
事例2：ボリューム意識してハッシュタグ流入を9倍に！
続いて、食品お取り寄せブランドのアカウント事例です。
ある缶詰商品を宣伝する際に付けていたハッシュタグを、ボリューム数を意識して付け替えることにしました。
すると、最初はこのアカウントをフォローしている人のホーム画面からの流入が半分以上を占めていたところ、つけるハッシュタグを変更したことで>ハッシュタグからの流入が46から439と約9倍に！
ハッシュタグ検索を通して外部からの流入が増えたことで、リーチ数も約2倍に増えました！
このアカウントはフォロワーが2000人とアカウントパワーが弱いことから、競合の多いビックワードを減らし、代わりにボリュームが1万件以下のスモールワードを増やしました。
アカウントの影響力に応じてつけるハッシュタグの割合を変更するだけで、これだけの差が生まれるのです！
インスタグラム ハッシュタグに関するQ＆A
最後にインスタグラムのハッシュタグにおいてよくある質問に答えていきます！
Q1：ハッシュタグの上限数は？
- 答えが知りたい方はコチラ
- A. 一度につけられるハッシュタグの上限数は30個までとなっています。
ハッシュタグ原則の2つ目で解説したように、ミドル・スモールワードの割合を意識し、効率よく最大限使用することポイントです！
Q2：ハッシュタグが機能しない
- 答えを知りたい方はコチラ
- A. ハッシュタグを付けたのに機能しない場合は、以下の4つの原因が考えられます。
原因１：ハッシュタグの数
先述した通り、インスタグラムでは一度につけられるハッシュタグの上限数は30個となっています。
30個を超えていると正しく反映されませんので、検索されにくいものや投稿内容との関係性が薄いハッシュタグは削除しましょう。
原因２：ハッシュタグ記号が半角になっていない
ハッシュタグの「#」が全角になっていないでしょうか？
全角になっているとハッシュタグだと認識されず、キャプションと同化してしまいます。
過去投稿の編集方法と同様の手順で、シャープ記号を半角に修正しましょう！
原因３：使えない記号を使用している
ハッシュタグ内には使用できない記号があります。
下記のような記号を使うとその記号から後ろの文字はハッシュタグにはならないため、使用は控えましょう！
「&」「%」「¥」「＄」「€」「・」「?」「!」「:」
原因４：ハッシュタグの間にスペースが空いていない
連続して複数のハッシュタグをつける場合はキャプションの中に埋め込む場合、ハッシュタグの後ろにスペースを挿入する必要があります。
スペースは半角でも全角でも構いません。
Q3：ハッシュタグの規制はある？
- 答えを知りたい方はコチラ
- A. インスタグラムの利用規約に反するハッシュタグの使用は禁止されています。
差別的・暴力的・性的なハッシュタグをつけることは可能ですが、検索結果などには表示されないよう制限されています。
これらのハッシュタグは、ユーザーを不快な気持ちにさせるだけでなく、企業のイメージダウンにもつながるため使用は控えましょう。
インスタグラム ハッシュタグまとめ
本記事では、インスタグラムのハッシュタグとは何かからハッシュタグの付け方や活用事例までご紹介してきました。
投稿にハッシュタグをつけることで得られる4つのメリットをおさらいしましょう！
- 自社の認知拡大に直結
- 興味関心のある層に投稿をリーチさせる
- いいね・コメント・保存・の増加に繋がる
- UGCの生成に役立つ
ハッシュタグは基本的な機能であるが故に、付け方や選び方を疎かにしてしまいがちです。
本記事を参考にして、ぜひハッシュタグを効果的に使用したインスタグラム運用を心がけてみてください！