今や日本での利用者が3000万人以上いるインスタグラム(Instagram)。
インスタグラム上でビジネスを展開する企業も増えてきていますが、次々と新しい機能が追加されていて、使いこなすのが大変ですよね。
実は、インスタグラムの機能の一つに、イベントや新商品発売の際にユーザーの興味を引き出すことのできる機能があるのです。
本記事では、インスタグラム機能の一つで、インスタグラム上でカウントダウンを行うことができるカウントダウンスタンプについて解説しています。
企業のインスタグラム運用担当者の方は、ぜひ本記事を参考にカウントダウンスタンプを活用してみてください!
本記事でわかること |
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インスタグラムのカウントダウンスタンプとは
そもそもカウントダウンスタンプとは一体なんなのでしょうか。
本記事では、カウントダウンスタンプを以下のように定義します。
カウントダウンスタンプの定義 |
日時を設定して、ストーリーズ上で写真や動画とともにカウントダウンが行える機能 |
カウントダウンスタンプをストーリーズに添付し、日付を指定することで、その日時がくるまでのカウントダウンをストーリーズで行うことができます。
インスタグラムのストーリーズ機能とは、ホーム画面の一番上に表示される写真または動画の投稿です。
最大の特徴は、24時間で消去されるということです。
ストーリーズについての詳しい説明は、こちらの記事をご参照ください!
インスタグラム(Instagram) を使っていて、ストーリーズを写真や動画投稿の次に最もよく利用するという方も多いのではないでしょうか? 24時間で消えるストーリーズには写真や動画を手軽に載せられ、フィードでの投稿よりも気負わず楽しめる[…]
カウントダウンスタンプの特徴
以下にカウントダウンスタンプの特徴をまとめてみます。
- 年数・月・日にち・時間まで設定することができる
- カウントダウンの設定時間になると紙吹雪が舞う
- 24時間表示される
カウントダウンスタンプを添付する際は、終了日として年数・月・日にち・時間を設定することができます。
その日になったら、スタンプの周りに紙吹雪が舞うようになります。
とても可愛らしいですよね。
そして、カウントダウンスタンプは先述したようにストーリーズ機能の一種なので、表示されるのは24時間です。
カウントダウンスタンプの使い方
上記では、カウントダウンスタンプの定義と特徴について確認しました。
ここでは、カウントダウンスタンプを実際に投稿する際の手順と、終了時刻になった後の再投稿の手順についてお話しします。
カウントダウンスタンプの投稿手順
カウントダウンスタンプを投稿する際の手順は以下の通りです。
以下で画像とともに手順の解説をしていきます!
①ストーリーズを開く
ストーリーズ画面を開くには、まずホーム画面右上に表示されるプラスボタンをタップしてください。(写真左)
次に、プラスボタン内の「ストーリーズ」を選択してください。(写真右)
②背景画面の写真や動画を撮影または選択
次に、背景画面を選択します。
撮影したい場合は、画面下の撮影ボタンをタップすると写真が、長押しすると動画が撮影できます。(写真左)
カメラロールから選択したい場合は、画面を下から上にスワイプします。(写真右)
表示したい写真または動画を選択してください。
③カウントダウンスタンプを添付
次に、カウントダウンスタンプを添付します。
ストーリーズ画面右上のスタンプボタンをタップしてください。(写真左)
次に、スタンプの中から「カウントダウン」を選択してください。
④カウントダウン終了の日時を設定する
次に、カウントダウンが終了する日付を入力してください。(画面左)
年数・月・日付を選択する必要があります。
また、画面右下の「終日」というボタンをオフにすると、時間まで設定することができます。(写真右)
⑤ストーリーズに送信
最後に、画面下の「ストーリーズ」というボタンをタップしてください。
これで、ストーリーズへの投稿は完了です!
カウントダウン終了時間になった場合
24時間以内に設定時刻になった場合はカウントダウンスタンプの周りに紙吹雪が舞います。
24時間を超える指定日にした場合は、再度投稿することでストーリーズ閲覧者に日にちをリマインドできます。
再度カウントダウンスタンプを投稿する場合の手順は以下の通りです。
以下で画像とともに手順の解説をしていきます!
①ストーリーズのアーカイブを開く
ストーリーズのアーカイブ機能とは、過去のストーリーズ投稿を見ることができる機能です。
アーカイブを開くには、まずプロフィール画面右上の三本線をタップします。(写真左)
次に、上から三つ目の「アーカイブ」をタップします。(写真右)
②再度ストーリーズにシェアをタップ
アーカイブの中から再度シェアしたい投稿を選んだら、右下の「その他」というボタンをタップします。(写真左)
その中から、一番下の「アーカイブに投稿されたストーリーズを再シェア」というボタンをタップします。(写真右)
③画像を編集してストーリーズに送信
次に、画像を編集します。
編集なしで投稿することも可能ですが、写真左のように文字を加えることで再度認識されやすくなります。
最後に「ストーリーズ」ボタンをタップすると、再投稿の完了です!(写真右)
企業がカウントダウンスタンプを活用する際の3つのメリット
上記ではカウントダウンスタンプの使用方法について解説しました。
ここでは、企業がカウントダウンスタンプを使用する際の効果について解説します。
カウントダウンスタンプの効果は以下の3点です。
カウントダウンスタンプを使う3つのメリット |
メリット1:新商品発売をアピールできる
自社で新商品が発売される場合、発売日のカウントダウンをすることで、消費者は新商品が出るということ・新商品がいつ発売されるかを認識することができます。
新商品の発売を文字や写真のみで知るより、カウントダウンが添付されていた方が、重要度が高く感じられるはずです。
また、発売日時を「いつ」と公開するのではなく、残りの日数を表示することで、消費者は購入までの距離感を掴むことができます。
さらに、カウントダウンスタンプは時間がどんどん減っていくことが可視化できるので、消費者のワクワク感を掻き立てることができるのです。
メリット2:イベントの告知ができる
自社でイベントを開催される場合、イベントまでの期間をカウントダウンスタンプを使用してシェアすることをおすすめします。
あなたは好きな歌手のコンサートやイベントに行く際、日付を手帳に記入し、当日まで一日一日塗り潰していった経験はありませんか?
特に自社のファンである人や、そのイベントに行く予定の人は、このように残りの日付を見ることでイベントに対する楽しみが増しますよね。
カウントダウンスタンプを使用することで、インスタグラム上でそのようなイベントを楽しみにしている際の感覚を味わうことができるのです!
また、当日にその投稿を見ることで、「いよいよ今日だ!」とイベント当日の実感が湧くはずです。
メリット3:カウトダウンの時間になると再度ユーザーの関心を集めることができる
カウントダウンが終了し、「ついにこの日が来ました!」と再度投稿すると、閲覧者は「そういえば今日だった」と商品やイベントの情報について再認識することができます。
カウントダウンをかなり前から開始すると、全員が当日まで情報を覚えている訳ではありません。
そのため、カウントダウンスタンプを再投稿すると自社が発信したい内容について追ってブーストをかけることができるようになります。
カウントダウンを長めに設定する場合は、ぜひ時間になったら再投稿してリマインドさせましょう!
成功に導く!カウントダウンスタンプの4つの工夫ポイント
上記ではカウントダウンスタンプを使用する際の効果について解説しました。
ここでは、カウントダウンスタンプを活用したい際の成功の導くための工夫点を紹介したいと思います!
ポイントは以下の4点です。
カウントダウンを活用する際の4つのポイント |
ポイント1:背景画面に商材を入れてワクワク感を促進 |
ポイント1:背景画像に商材を入れてワクワク感を促進
カウントダウンスタンプを添付する際は、背景に画像または動画を添付することができます。
背景画面に商材を写すことで、何に対してのカウントダウンなのかパッと可視化できて、イメージしやすくなります。
例えば上の写真では、新発売されるチョコレートケーキの写真を画面いっぱいに添付しています。
スイーツなど食べないとわからないものは見た目で足を運ぶか判断されることが多いです。
そのため、このように商材の写真を添付することで具体的なイメージがつきやすくなりますし、消費者の目を止めることができます。
アピールしたい商材の魅力が最大限に引き出せる画像を添付して、カウントダウンに対するユーザーの関心をより引き立たせましょう!
ポイント2:質問スタンプと併用して企業とファンの一体感を演出
質問スタンプを同じストーリーズ内に添付することで、企業とファンが一体となって新商品の発売やイベントを盛り上げることができます。
質問スタンプは、投稿者の質問に対して回答を送信することができる機能です。
例えば、上記の写真のように、イベントを開催する場合カウントダウンスタンプの横に質問スタンプを添付することで、ファンが今どんな気持ちでイベントを楽しみにしているのか知ることができます。
企業側は、ファンのリアルな声が聞けてモチベーションがさらに上がりますし、ファンも企業に気持ちを伝えることができます。
このように
双方向にコミュニケーションを取ることで、企業とファンが一緒にカウントダウンを行うことができるのです。
質問スタンプ機能についての詳しい説明は、こちらの記事をご参照ください!
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ポイント3:周りをテキストにしてカウントダウンスタンプを強調させる
写真のように、カウントダウンスタンプの周りを文字で強調させることもできます。
カウントダウンスタンプ内の文字は小さめに表示されるので、伝えたい情報が入りきらない場合はこのようにテキストで情報を加えると良いです。
こうすることで、さらにその日にちの重要性やインパクトを与えることができますよね。
何についてのカウントダウンをおこなっているのか写真や動画だけでは伝わりずらい可能性があるので、大きな文字ではっきりと伝えること効果的なのです。
ポイント4:告知自体をカウントダウンする
カウントダウンスタンプを使用する際、あえて何についてのカウントダウンなのかを教えないという方法もあります。
例えば、写真のように重大発表までのカウントダウンをしたらどうでしょう。
閲覧者は、「何が発表されるのだろう」と気になって、その日のストーリーズの閲覧数が増えることが期待されます。
このように、カウントダウンスタンプを使って、あえて告知をせずに関心を集めることもできるのです。
カウントダウンスタンプを使った企業の事例
上記では、カウントダウンスタンプを使用する際のポイントについて解説しました。
ここでは、実際にカウントダウンスタンプを活用した企業の事例をご紹介します。
食品メーカーの事例
食品メーカーHは、カウントダウンスタンプを使用して、インスタグラムライブの告知を行いました。
インスタグラムライブは、インスタグラム内で行われる一種のイベントですので、それの周知・リマインドを行うことができます。
日付を提示するよりも、後何日とした方が、イベント開催までの間隔をつかむことができます。
インスタグラムライブについての詳しい説明は、こちらの記事をご参照ください!
消費者の購買決定に大きな影響を与えるとして、近年多くの企業が導入しているインスタグラム(Instagram)。 フィード投稿やストーリーズを活用している企業アカウントが多く見受けられる中、2016年からインスタグラムに搭載されている「[…]
アパレルブランドの事例
アパレルブランドMは、自社のPOPUPイベント開催の際にカウントダウンスタンプを使用しました。
POPUPの開催にあたり、より多くの人をイベントに誘導するべく、ストーリーズの告知とともに使用したのです。
アパレルブランドの場合、お客さんと対面のイベントを行う際にカウントダウンスタンプを使って集客を見込むことができます。
カウントダウンスタンプまとめ
いかがでしたか。
今回は、インスタグラムストーリーズ機能の一つであるカウントダウンスタンプについて、使い方から効果・ポイント・事例まで解説しました。
以下に本記事のまとめを記載します!
- カウントダウンスタンプを使って新商品や開催イベントを印象付けることができる
- 背景画面に商材を入れてカウントダウンの内容をイメージしやすくすることが効果的
- 周りに文字を入れてカウントダウンを強調できる
- 質問スタンプも添付すれば企業とファンが一体となってカウントダウンを行うことができる
インスタグラム運用担当者の方で、これからカウントダウンスタンプに挑戦する方は、ぜひ本記事を参考に活用してみてください!