今やインスタグラム(Instagram)を運営している企業や店舗がほとんどになってきました。
運営する際に、投稿内容ばかりに気を取られて、プロフィール欄をおろそかにしていませんか?
あまり見られないと思われているインスタグラムのプロフィールですが、あなたがどのようなアカウントなのかをユーザーに伝える重要なポイントになっています。
そのため、ユーザーがあなたをフォローするかしないかはプロフィールにかかっているのです。
今回は、インスタグラムのプロフィールの重要性とフォロワーを増やすためのユーザーの心を掴むプロフィールの書き方を活用事例も含めて解説していきます!
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インスタグラムのプロフィールって?
まずはじめに、インスタグラムのプロフィールがどのように構成されているかを解説していきます。
プロフィール欄は、ユーザーネーム、アイコン画像、名前、自己紹介文、webサイトリンク、ストーリーズハイライトの6つで構成されています。
それぞれがどこに表示されているのかを画像で解説していきます。
プロフィール画面の場合
- ユーザーネーム
- アイコン画像
- 名前
- 自己紹介文
- webサイトリンク
- ストーリーズハイライト
プロフィール編集画面の場合
- アイコン画像
- 名前
- ユーザーネーム
- webサイトリンク
- 自己紹介文
※ストーリーズハイライトはプロフフィール画面にのみ表示されます
プロフィール欄2つの重要性
投稿に力を入れてついつい疎かになってしまうプロフィール欄ですが、なぜプロフィール欄が重要だと言われているのでしょうか。
ここでは2つの重要性についてい解説していきます。
重要性1:フォロワー獲得の重要な要素の一つ
ユーザーがアカウントをフォローする流れとして、
- あなたの投稿を発見する
↓
- プロフィールを見にくる
↓
- フォローする
となります。
上記の通り、”プロフィールを見る”というステップがユーザーがあなたをフォローするかしないかの重要な分かれ目だということがわかります。
重要性2:何を発信しているアカウントか伝えられる
インスタグラムではプロフィールを見ることが第一のそのアカウントを知る手段になります。
プロフィール欄を入り口としてあなたを知ってもらうということです。
そのため、プロフィールを上手に構成すれば、投稿を全て見なくともプロフィールを見ただけで、あなたが何を発信しているのか、ユーザーに何の利益をもたらすのかを知ってもらえます。
フォローに繋がるプロフィールの書き方6つのポイント
インスタグラムでユーザーをフォローするかしないかはプロフィールにかかっています。
投稿を気に入ってくれたり、発見欄からあなたを見つけただけではユーザーはあなたをフォローはしません。
あなたの投稿やアカウントを発見したユーザーはまず、プロフィールを確認しにきます。
その際、どのようなプロフィールだったフォローされるのか、フォローに繋がるプロフィールのための6つのコツを紹介します。
ポイント1:一目で分かる名前とアイコン画像
まず、名前とアイコン画像は、一目であなたが何を発信しているのか、個人なのか会社なのか、を伝えられるようなものか良いでしょう。
名前+キーワード
名前に関しては、苗字と名前だけでなく、何を発信しているのかのキーワードだけでも名前の後ろに入れるとユーザーに情報をわかりやすく名前から伝えることができます。
また、そのアカウントのコンテンツに沿ったキーワードを名前に入れることで、そのキーワードで検索をかけた時にヒットしやすくなります。
分かりやすいアイコン画像
アイコン画像は、画質が良く、あなたが誰なのかが伝わる画像を選びましょう。
個人アカウントであればあなたの顔が写っている写真、企業アカウントであれば企業のロゴや公式キャラクターの画像が良いでしょう。
あなたが誰なのかが伝わりやすいように、画像に写っているものや人はできるだけ少ない方が、シンプルで分かりやすいアイコン画像になります。
画質に関してですが、アイコン画像は画面上に表示されるサイズが小さいので、画質の悪い画像は歪みやぼやけを起こしてしまうので、アイコン画像には不向きです。
ポイント2:最初の4行で心を掴む
インスタグラムの自己紹介文は最大150文字と決まっています。
さらに、プロフィールを開いたときに、4行目までが自動的に表示され、5行目からはユーザーがタップしない限り表示されません。
そのため、最初の4行でいかにユーザーの興味をひくかがポイントになります。
では、この4行にどのようなことをかけばユーザーの心を掴む自己紹介文になるのかを下記で解説していきます。
- 何を発信しているのか
→長文ではなく、シンプルに!
例)アパレルブランド→【ブランド名】〜コンセプト〜
例)カフェ紹介→〇〇のカフェ日記☕️
→発信している投稿の目的を記載
例)教育、学習を目的としたアカウント→【〇〇な人向け〇〇講座】
例)ノウハウ発信アカウント→〇〇な情報を発信中!
- 自分のステータス
→会社概要、経歴を全て長々と記載するのはNG
例)〇〇を作っている会社、〇〇の日常
例)〇〇歳、社会人/ 学生
- 絵文字、特殊フォントでアレンジ
→アカウントの目的、内容にあった絵文字を使ってオシャレな自己紹介文にしましょう
例)コスメ紹介アカウント→トレンドコスメを投稿💄✨
ポイント3:フォローした先のメリットを明記
フォローしてもらうためのコンテンツも大切ですが、自分をフォローすることでユーザーが得れるメリットも用意しておきましょう。
例えば、「フォロワー限定クーポン配付中!」など、フォローに対するお返しのようなものが自己紹介文または名前に表記されているとフォロワー数は伸びていきます。
さらに、「〇〇な情報を毎日投稿!✨」などのフレーズも効果的です。
”フォローする=ホーム画面に投稿が表示される”ということになります。
ユーザーが毎日ホーム画面に表示されてほしい需要のある情報を投稿しますよという記載が自己紹介文または名前にあれば、その情報が欲しいユーザーはあなたをフォローします。
ポイント4:筒状書きで分かりやすい文章
自己紹介文に関してになりますが、見やすさ重視ということを心がけましょう。
長い文章が並んでいるだけの文章は見やすくはありませんよね。
改行でスペースをとり、文章を書くというよりは箇条書きで要点をまとめるというイメージで自己紹介文を構成していきましょう。
また、カッコや点を活用することでシンプルでわかりやすい自己紹介文を作ることができます。
ポイント5:ストーリーズハイライトを活用
24時間で閲覧できなくなってしまうストーリーズ投稿ですが、ストーリーズハイライトとして閲覧できなくなってしまった過去のストーリも残したいストーリーズを選んで、まとめてプロフィールに表示することができます。
例えば販売商品のカテゴリー別にストーリーズハイライトを作成すると、電子カタログのように利用することができます。
また、ストーリーズにはリンクがつけれる機能があり、リンクのついたストーリーズをストーリーズハイライトとして残しておくことで、それを閲覧したユーザーを自社リンクに勧誘することができます。
ストーリーズハイライトを活用して、ユーザーの興味を引きましょう。
ポイント6:webサイトリンクの設定
インスタグラムのプロフィールにはリンクを設定することができます。
設定方法は簡単で、プロフィール編集画面の”ウェブサイト”の欄にURLを貼り付けるだけで完了です。
webサイトリンクは自己紹介文の長さに関係なく、自動的に表示されるので、必然的にプロフィールを閲覧したユーザーの目に入ることになります。
プロフィールから自社サイトへの導線を引くことができ、購入サイトを持っている企業には特にwebサイトリンクの設定はオススメです。
プロフィール欄を上手に活用したアカウント4選
ここまでユーザーを惹きつけるインスタグラムのプロフィール欄の構成ポイントについて解説してきました。
実際にこれらのポイントを活用しているアカウントの事例を3つ紹介していきます。
事例1:文字入れアカウント
https://www.instagram.com/ima.search/
こちらのアカウントは、主にノウハウを発信しているアカウントです。
まず、名前にキーワードを入れており、名前だけでも何を発信しているアカウントなのかが分かりますよね。
このようにすることで、「インスタノウハウ」を知りたいユーザがこのワードで検索をかけた時にヒットしやすくなります。
そして、自己紹介文で何を発信しているアカウントなのか、ユーザーにどんな有益な情報を与えているのかが端的に書かれています。
まず
事例2:ブランドアカウント
https://www.instagram.com/yulasii_official/
こちらのカウントはアパレルブランドのアカウントです。
名前、ユーザーネーム、アイコン画像すべてにブランド名が使われており、”アカウント=ブランド”と言うようにユーザーが思い浮かべやすくなっています。
自己紹介文にブランドハッシュタグをつけているので、運用側が口コミやタグ付けされた投稿を管理できます。
ウェブサイトも掲載されており、商品購入までの導線を引いています。
また、ストーリーズハイライトを活用しており、内容のカテゴリー別ストーリーズハイライトを作成しています。
自己紹介文では書ききれないコンセプトや期間限定情報をまとめており、閲覧したユーザーに有益な情報をストーリーズハイライトで紹介しています。
事例3:個人アカウント(インフルエンサー)
https://www.instagram.com/chiyaus7/
こちらのアカウントは留学の体験から独自のノウハウを発信している個人アカウント(インフルエンサー)です。
まず名前に投稿内容に関連するキーワードと絵文字をがあり、名前だけでもアカウント情報を発信しています。
自己紹介文も箇条書きでシンプルな構成になっています。
特に1行目の”真似するだけで英語力がグッと伸びる学習法”この文章を見るとついつい続きを見たくなりますよね。
さらにストーリーズハイライトのタイトルに名前と同じ絵文字を入れていることで統一感を持ったプロフィールになっています。
人が集まらないNGプロフィール5つの特徴
人の心を掴むプロフィールについて解説してきましたが、対照的に人の集まらないプロフィールについて解説していきます。
自身のプロフィールが当てはまってしまっていないか確認してみてくださいね。
NGな特徴1:文が読みづらい
ユーザーが自己紹介文を読む時間は”約5秒”と言われています。
改行がなかったり、長い文章が並べられているだけの自己紹介文では5秒でユーザーの心を掴むことはできません。
カッコや点を使って、パッとみて理解できるようなシンプルで分かりやすい文章にしましょう。
NGな特徴2:自己紹介文のみ
ユーザーが興味を持っていることは、あなたではなく、”あなたが発信していること”です。
そのため、あなた自身の情報だけの自己紹介文はNGです!
ユーザーに対して、
- フォローした先にあるメリット
- フォローしたらどんな悩みが解決できるか
このようなあなたをフォローすることでユーザーにどのようなメリットがあるのかを書くと良いです。
NGな特徴3:最初の4行で心がつかめない
先ほど述べたように、自己紹介文は4行目までしか自動的に表示されません。
この4行でいかにあなたのアカウントの魅力をアピールできるかが勝負になっています。
自分の伝えたいこと載せたいことよりも、ユーザーに興味を持ってもらえることを重視しましょう。
NGな特徴4:名前が覚えにくい
ユーザーネームと名前はシンプルで覚えやすいということがポイントです。
オリジナルの名前や、見た目を重視した変わったユーザーネームなど、おしゃれで凝ったものがかっこいいかもしれませんが、ここはひとつ我慢です!
ユーザーにとって覚えやすい名前、ユーザーネームは何かを第一に考えましょう。
NGな特徴5:ハッシュタグをつけている
拡散や広告に効果的なハッシュタグですが、プロフィールにハッシュタグを書いてしまうと実はユーザーを他に逃してしまう出口となってしまうのです。
プロフィールに書かれたハッシュタグをタップすると、検索欄に飛んでしまいます。
あなたのプロフィールからユーザーを離さないために、出口は作らない方が良いでしょう。
インスタグラムプロフィールまとめ
本記事では、インスタグラムのプロフィール欄の重要性とユーザーの心を掴むプロフィールの作り方について解説してきました。
下記に要点をまとめたのでプロフィールを作成する際に是非活用してください。
- プロフィール欄はフォロワー獲得の重要な要素かつアカウント情報を伝える第一の手段
- 一目で分かるアイコン画像と名前
- 自己紹介文の最初の4行が勝負
- フォローした先のユーザーへのメリットを提示
- 見やすい文章のための改行と箇条書き
- ストーリーズハイライトの活用
- webサイトリンクの設定
上記のポイントを参考にユーザーを惹きつけるプロフィールを目指してくださいね!