インスタグラムのリールとは?上手な使い方もご紹介

年々新しい機能が追加されていくインスタグラム(Instagram)。

最近では、2020年にリール(Reels)機能が新しくリリースされ、企業アカウントが絶対に導入すべき機能だと注目されています。

しかし、「リールってどうやって使うの?」「リールを使うメリットとは?」と言った疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、リール機能の操作方法や導入するメリット、意識すべきコツを詳しく解説していきます。

リール機能初心者や、インスタグラムで集客を図りたい企業のアカウント運用者は必見です!

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インスタグラムの投稿の種類

 インスタグラムのリール機能とは?

インスタグラムのリール機能とは?

まず、インスタグラムのリール(Reels)機能とは何か、簡単に解説していきます。

インスタグラムのリールとは、2020年8月にリリースされた短尺動画共有サービスです。

リリース当時は動画の長さが15秒・30秒でしたが、2021年8月にアップデートされ、現在は最大60秒の短尺動画を投稿・視聴することができます。

リール機能の主な特徴
  • 最大60秒の動画が投稿・視聴できる
  • スマートフォンの画面全体に表示される「9:16」サイズ
  • 動画内にテキストやスタンプ、音源を追加できる
  • 投稿時に場所や人のタグ付けができる
  • リールを視聴したユーザーは、いいね!・コメント・保存・シェアのリアクションができる
  • フォローの有無に関わらず、AIによって自動再生される

最後の「フォローの有無に関わらず、AIによって自動再生される」は、発見タブに表示される際のリール特有の特徴となります。

通常投稿の動画が発見タブに表示された時、ユーザーがその投稿をタップすることで閲覧できます。

しかし、リールの場合、発見タブに一覧として表示されている段階から自動的に再生されるのです。

また、通常投稿よりも表示される面積が大きいため、発見タブの中でも目立ちやすくなります。

近頃は、発見タブに表示されるリールの数が増えたり、リール専用のフィードができるなど、インスタグラムがリール機能に力を入れています。

NEWS

インスタグラムは2021年11月17日(米国時間)に、フィードに投稿された15分以内の動画をリールとして表示させるテストを開始すると発表しました。

インスタグラム上の動画投稿に関する操作の単純化を図ることを目的とし、日本とインドネシアのユーザーが対象となっています。

今後の正式な導入や対象国の拡大に関しては、テストの結果を踏まえて決定する予定です。

インスタグラムのリールとストーリーズ、何が違うの?

インスタグラムのリールとストーリーズ、何が違うの?

ここまでリールの特徴を解説してきましたが、なんだかインスタグラムのストーリーズに似ていると思いませんか?

しかし、リールとストーリーズでは、投稿場所掲載時間足跡の有無・リーチできる範囲に違いがあるのです。

リールについてさらに理解するために、リールとストーリーズの違いを見ていきましょう。

リール ストーリーズ
投稿場所 ・フィード

・発見タブ

・プロフィール画面

・リール専用フィード

タイムラインの画面上部
掲載時間 無制限 投稿してから24時間
足跡の有無 無し 有り
リーチできる範囲 フォロワー・フォロワー外のユーザー 主にフォロワー

リールとストーリーズの違い1:投稿場所

ストーリーズを投稿した場合、インスタグラムの画面上部に丸いアイコンとして表示されますよね?

対して、リールは通常投稿のようにフィードや発見タブに表示されます。

また、リールは専用の発見タブがある点も特徴的です。

リールとストーリーズの違い1:投稿場所

左の画像がインスタグラムを開いてすぐの画面になります。

画面上部にストーリーズ、その下のフィードの部分にリールの投稿が表示されています。

右の画像はリール専用のフィードになります。

リール専用フィードや他のリールの投稿場所に関しては、後ほど詳しく解説します。

リールとストーリーズの違い2:掲載時間

ストーリーズは投稿してから24時間経過すると自動で削除されますが、リールは掲載時間に制限はありません

投稿者がリール投稿を削除、またはアーカイブしない限りいつでも閲覧することができます。

リールとストーリーズの違い3:足跡の有無

ストーリーズは投稿してから24時間以内であれば、誰が閲覧したかわかる足跡機能があります。

リールとストーリーズの違い3:足跡の有無

このように、ストーリーズを閲覧したユーザーのアカウント名が一覧で表示されます。

対して、リールの場合は足跡機能は無く、誰が閲覧したかを見ることができません

リールとストーリーズの違い4:リーチできる範囲

ストーリーズは、そのアカウントをフォローしているユーザーが主な閲覧者になります。

しかし、発見タブにも表示されるリールはフォロワー外のユーザーにもリーチさせることができます。

つまり、ストーリーズに比べてリール機能の方がより多くのユーザーに閲覧される可能性があるのです。

リールが表示される4つの場所

リールが表示される4つの場所

ここからは投稿したリールが表示される4つの場所を解説していきます。

他の投稿方法に比べてリールの表示場所は多いので、この機会に覚えましょう!

リールの表示場所1:フィード

投稿したリールが表示される1つ目の場所は、フィードです。

リールの表示場所1:フィード

フィードとは、インスタグラムを開いた時に最初に表示される画面のことを指します。

フォローしているアカウントの新しい投稿が表示されるため、ユーザーが必ずチェックする場所でもあります。

しかし、フィードに表示させたくない方は、リールを投稿する際にフィードへの表示の有無を選択することができます。

リールの表示場所2:発見タブ

2つ目の表示場所は、「発見タブ」と呼ばれるページです。

画面左下の虫眼鏡マークをタップすることで閲覧することができます。

リールの表示場所2:発見タブ

上の画像の場合、画面右上と左下の2箇所にリールが表示されています。

発見タブは、ユーザーの興味関心に基づいて、まだフォローしていないアカウントの投稿が自動で表示されるページです。

リールの場合、以下の4つの項目によってユーザの興味関心が評価されます。

  1. 視聴終了率:一つのリール動画をスキップやリタイアせずに最後まで視聴したか
  2. 平均再生回数:一つのリール動画に対して、同一ユーザーが何回再生したか
  3. 視聴中・後のアクション:プロフィールへのアクセス、フォロー、スキップなど
  4. コンテンツに対するリアクション:いいね!、コメント、保存、シェアなど

発見タブに載ることで、フォロワー外のユーザーに自分の投稿を閲覧してもらえ、集客や新規フォロワー獲得に繋がりやすくなります。

また、リールの特徴として解説した通り、発見タブに表示されるリールはAIによって自動再生されるため、ユーザーの興味を惹きつけやすくなります。

リールの表示場所3:アカウントのプロフィール画面

3つ目の表示場所は、プロフィール画面のリールフィードです。

アカウントのプロフィール画面中央にあるリールのアイコンをタップすることで閲覧できます。

また、フィードに表示させた場合は、プロフィール画面のフィード(投稿一覧)にも表示されます。

リールの表示場所3:アカウントのプロフィール画面

左の画像がプロフィール画面のリールフィードです。

右の画像がプロフィールの投稿一覧の画面で、リールとして投稿したものにはリールのアイコンがついています。

リールの表示場所4:リール専用タブ

4つ目の表示場所はリール専用タブです。

上で説明した3つの表示場所は、通常投稿の表示場所と同じですが、リールには専用のページがあります。

画面下真ん中のリールのアイコンをタップすることで閲覧できます。

リールの表示場所4:リール専用タブ

リール専用タブは、発見タブ同様、ユーザーの興味関心を元にフォローしていないアカウントのリール動画が自動表示されます。

リール専用タブで1度に表示されるリールは1つまでで、画面をスクロールすることで次のリールを閲覧することができます。

画面をスクロールするまでは、同じリールが永遠と再生されます。

【図解付き】リール機能を導入する2つのメリット

リール機能を導入する2つのメリット

ここまではインスタグラムのリール機能とは何か、どこで閲覧できるのかを解説してきました。

ここからは、企業のアカウントがリール機能を導入するメリットを2つご紹介いたします。

リール機能導入のメリット1:商品やサービスの紹介に適している!

相手に情報を伝える際、文字<画像<動画の順で伝えられる情報が増えていきます。

同じ商品を新聞の広告で見るのとテレビのCMで見るのとでは、後者の方が詳しい情報を得ることができますよね?

つまり、最大60秒の動画が作成できるリールは、商品やサービスの紹介をするのに適しているのです。

リール機能導入のメリット1:商品やサービスの紹介に適している!

このように、動画にすることで、商品を360度見せることができたり、使い方を実践して紹介することができます。

では、フィード投稿で動画を投稿するのと何が異なるのでしょうか。

インスタグラムは、新機能を使用した投稿を優先して発見タブや検索結果上位に表示させる傾向があります。

そのため、2020年にリリースされたばかりのリールは、発見タブやハッシュタグ検索結果でユーザーの目に留まりやすくなります。

つまり、過去投稿の積み重ねや統一感が重視されるフィード投稿に比べて、リールはたった1本の投稿だけでもバズりやすいのです。

商品・サービスや企業の紹介など多くの情報を伝えたい場合は、フィード投稿ではなくリール動画を導入することをおすすめします。

リール機能導入のメリット2:企業の認知拡大につなげやすい!

リール機能は、表示場所が多くリーチできる範囲が広い点が最大の強みです。

これらは、インスタグラムで企業の認知拡大を図る際に多いに貢献します。

リール機能導入のメリット1:企業の認知拡大につなげやすい!

例えば、こちらのインスタグラムのアカウントはフォロワーが4人しかいません。

しかし、たった9秒のリール投稿に対して2,674ものアカウントが視聴しています。

このリール投稿にはキャプションやハッシュタグ、タグ付けなどは一切しておらず、動画のみの投稿となっています。

それにも関わらず、フォロワーの何倍ものアカウントが視聴し、いいね!や保存などのリアクションをしています。

これは、リールを視聴したユーザーの反応によって、関連したユーザーにどんどん拡散されていくリールのアルゴリズムに基づいています。

例えば、あなたがバスケットボール用シューズの商品紹介リールを投稿したとします。

それを視聴したユーザーが最後まで視聴し、いいね!や保存などのポジティブなリアクションをすると、同じような興味関心を持つユーザーにも表示されます。

リール機能導入のメリット2:企業の認知拡大につなげやすい!

このように、フォロワーだけでなく広範囲にわたって多くのユーザーにコンテンツを視聴してもらうことができます。

リールを導入することで、企業の存在を知らないユーザーに企業の存在をアピールすることができ、新規顧客(新しいフォロワー)の獲得に繋げることができるのです!

 【画像で解説】リール機能を導入する手順

【画像で解説】リール機能の導入する手順

ここからはリール機能を使って実際に短尺動画を投稿する方法を解説していきます。

リール初心者でも分かりやすいようにステップごとに画像を添付しているので、参考にしてみてください!

  1. 画面右上の「+」アイコンをタップし、「リール」を選択
  2. 投稿したい動画の長さを決める
  3. 新規で撮影を始めるか、アルバム内の動画・静止画を使ってリールを作成する
  4. コンテンツに適した音源やテキスト、ステッカーなどを追加する
  5. キャプションやタグ付け、場所などの情報を追加する
  6. 画面下の「シェア」をタップして投稿完了

では、ステップごとに詳しく見ていきましょう!

①画面右上の「+」アイコンをタップし、「リール」を選択

【画像で解説】リール機能の導入する手順

プロフィール画面、またはインスタグラムを開いて最初の画面右上の「」アイコンをタップします。

投稿の種類が表示されるので、「リール」を選択します。

②投稿したい動画の長さを決める

 【画像で解説】リール機能の導入する手順

撮影画面の左側に編集のアイコンが5つ表示されます。

上から2つ目の数字のアイコンをタップし、リール動画の長さを15秒・30秒・60秒から選びます。

③新規で撮影を始めるか、アルバム内の動画・静止画を使ってリールを作成する

【画像で解説】リール機能を導入する手順

新規で動画を撮影する場合は、画面中央下のリールのアイコンを長押しすることで撮影がスタートします。

撮影時は、画面左に表示されている音源・スピード・フィルター・タイマーなどの機能を使用することも可能です。

あらかじめ撮影された動画を使用してリールを作成したい場合は、画面を上にスワイプしてアルバムを表示させます。

使用したい動画や静止画を選択後、それぞれの素材の長さを必要時応じて調整し、画面右上の「追加」をタップします。

新規での撮影とアルバム内の静止画・動画を組み合わせて一つのリールを作成することも可能です。

全ての素材が揃ったら、画面右下の「プレビュー」をタップします。

④コンテンツに適した音源やテキスト、ステッカーなどを追加する

 【画像で解説】リール機能を導入する手順

プレビュー画面の上に編集機能(音源・ボイスオーバー・ステッカー・落書き・テキスト)のアイコンが表示されます。

コンテンツに適した機能を使って加工していきます。

全ての加工が終わったら、画面右下の「次へ」をタップします。

⑤キャプションやタグ付け、場所などの情報を追加する

 【画像で解説】リール機能を導入する手順

こちらの画面ではキャプションを記入したり、コンテンツに関連したアカウントのタグ付けや位置情報を追加していきます。

また、投稿するリール動画のカバー画像を変更したり、切り取ったりすることができます。

さらに、画面中央の「フィードにもシェア」を変更することで、投稿するリール動画をフィードに載せるかを設定することができます。

⑥画面下の「シェア」をタップして投稿完了

全ての編集が終わりましたら、画面下の「シェア」をタップして投稿を完了させます。

一度保留にしたい場合は、「下書きとして保存」をタップすることで保存でき、いつでも編集・投稿することができます。

確実に伸びる!リール機能の上手な使い方

確実に伸びる!リール機能の上手な使い方

誰でも簡単に作成することができ、かつ集客効果のあるリールですが、上手に使うことでさらに効果を最大化させることができます。

ここからは、企業のアカウントがリール機能を導入する際にぜひ意識していただきたい3つのコツを紹介いたします!

リール機能のコツ1:視聴終了率を伸ばす「文字入れ」

リールが発見タグなどに表示される時の評価として、動画を最後まで視聴したかを指す視聴終了率がありました。

視聴終了率が高いリールは注目されているコンテンツだと認識され、バズりやすくなります。

重要な終了率を伸ばすために取り入れるべき技が「文字入れ」です。

リール機能のコツ1:視聴終了率を伸ばす〇〇

動画に文字を入れることで、「文字を追っていたらあっという間に動画が終わっていた」と、ユーザーに動画を最後まで見てもらえる可能性が高くなります。

また、文字でコンテンツの内容を詳しく解説できるため一石二鳥です!

リール機能のコツ2:「テンポよく!」が鍵

リールではテンポが早い動画が好まれる傾向があるため、動画作成時には「テンポよく!」を常に心がけていただきたいです。

例えば、

  • 動画内で使用する静止画や動画をテンポよく切り替える
  • テンポの良い音源を選ぶ

といった方法があります。

テンポが早い動画は繰り返し見たくなりやすく、平均再生回数の増加につながります。

平均再生回数もリールを評価する際の基準になるため、ユーザーが何度も同じ動画を見たくなるかを意識してコンテンツを作成しましょう!

リール機能のコツ3:保存数を短時間で上げるべし!

リール機能において特に重要になのが「保存数」です。

リール投稿の保存数と伸び代は比例しており、保存数が多いリール投稿ほどリーチできる範囲が広くなりやすい傾向があります。

保存されやすいコンテンツ作り

特に、リール動画が投稿されてから1~2時間以内の保存数は、その投稿の今後の伸び代が左右します。(自社調べ)

例えば、投稿して1時間以内に多くのユーザーに保存されたリールは、その後さらに多くのユーザーまでリーチさせることができます。

反対に、投稿後なかなか保存数が伸びないリールは、それからバズらせることが難しくなります。

以下に保存数を増やすためのコツをまとめました。参考にしてみてください!

保存されやすいリールとは
  • 商品の使い方や手入れの仕方などを説明するHow to動画
  • セールなどのお得情報

→ユーザーが後から見返すために保存する傾向がある

 企業アカウントは絶対にリール機能を導入するべし!

本記事では、インスタグラムの新機能リール(Reels)の操作方法や導入するメリット、意識すべきポイントを解説してきました。

リール機能の特徴は以下にまとめられます。

  • 最大60秒の短尺動画共有サービス
  • 表示場所が多くリーチできる範囲が広い
  • 簡単なのにバズらせやすい
  • アルゴリズムを意識したコンテンツ作成がポイント

いかがでしょうか。

動画の作成と聞くと難しく感じてしまいますが、リールは誰でも簡単に始めることができ、成果を感じやすい機能です。

この機会にぜひインスタグラムのリール機能をマスターしてみてください!

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