大人気動画投稿アプリTikTok。
Google Playでの世界ダウンロード数は世界第1位を獲得しており、日本でも毎日多くの人が動画を投稿しています。
そんな中、TikTokに参入する企業も増えています。
そこで多い質問が、「TikTok投稿にベストな時間帯はあるの?」というものです。
本稿では、以下のようなことがわかります。
本稿でわかること |
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TikTokでベストな投稿時間帯は?
TikTokで動画を投稿する際、適当な時間に投稿すれば良いというわけではありません。
投稿する際、目的に合わせて時間を設定すると効果的です。
本稿では、以下の3つの目的で適切な投稿時間をご紹介します!
3つの目的に合わせた投稿時間 |
幅広いユーザーに届けたい場合
Influencer Marketing Hub社が行った調査によると、それぞれの曜日に適した投稿に適した時間帯は以下の通りです。
- 月曜日:午後8時/午後24時/午前12時
- 火曜日:午後16時/午後18時/午後23時
- 水曜日:午後21時/午後22時/午前1時
- 木曜日: 午後23時/午前2時/午前9時
- 金曜日: 午後19時/午後15時/午後17時
- 土曜日: 午前1時/午前9時/午前10時
- 日曜日: 午後21時/午後22時/午前6時
この調査は年齢層を特定したものではないため、幅広いユーザーに届けたい目的であればこちらの時間帯を参考に投稿してみてください。
エンゲージメントを獲得したい場合
エンゲージメントとは、いいねやコメントなどを通して視聴者があなたの投稿に対して反応を行うことです。
エンゲージメントを獲得することで、動画に対するユーザーの評価を可視化することができます。
上記と同じ調査によると、このエンゲージメントが高い時間帯は、以下の時間帯になります。
- 火曜日の午前9時
- 木曜日の正午
- 金曜日の午前5時
エンゲージメントを獲得する目的であれば、上記の時間を参考にしてみてください。
ターゲットがすでに絞れている時
上記であげた目的別の効果的な投稿時間は、TikTokユーザー全体の年齢層を平均した結果です。
もしターゲット層が絞れている場合、以下のようにさらに細かく効果的な投稿時間を分析することができます。
ターゲット別投稿時間 |
中高生をターゲットとする
中高生をターゲットとしている場合、以下の投稿時間が効果的です。
- 7時~8時
- 17時~19時
- 23時以降
中高生は、朝の電車での通学時間で携帯を見る人が多いです。
そのため、通学時間の7時から8時に投稿時間を設定するのが効果的でしょう。
また、帰宅の電車での時間に合わせるのならば17時から19時、就寝時間に合わせるのならば23時以降によく視聴されると考えられます。
大学生をターゲットとする
大学生をターゲットとする場合、以下の投稿時間が効果的です。
- 12時~13時半
- 21時以降
大学生の通学時間は、人によって全く異なります。
中高生と同じような早い時間帯で大学に通う人もいれば、お昼過ぎから通う人もいます。
しかし、確実に携帯を見ると考えられる時間がお昼の時間帯です。
お昼には授業がないため、この時間で移動をしたりお昼ご飯を食べてゆっくりする学生が多いです。
そのため最も多くの大学生がみるとされる12時から13時半のお昼の時間帯に投稿することが効果的でしょう。
また、大学生は中高生に比べて帰宅時間が遅いので、帰宅の電車での時間を狙うのであれば21時以降が効果的です。
社会人をターゲットとする
社会人をターゲットとする場合、以下の投稿時間が効果的です。
- 7時~9時
- 12時〜13時
- 19時以降
社会人の通勤時間は、7時から9時が一般的なので、社会人が多く携帯をみると考えられる通勤時間に合わせるのが効果的でしょう。
また、一般的なランチタイムである12時から13時の時間帯や、19時以降の帰宅時間にも携帯をよく見ると考えられるので、そちらの時間帯を狙うのも良いでしょう。
主婦をターゲットとする
主婦をターゲットとする場合、以下の投稿時間が効果的です。
- 12時〜15時
- 22時以降
専業主婦の場合、朝はこどもを送り出したり家事を行ったりと忙しく、ゆっくり携帯を見る時間がありません。
そのため一通りやることが終わり、子供が帰宅するまでの一番落ち着く時間帯である12時から15時までの時間帯が効果的です。
さらに、子供を寝かせて夜の家事を一通り終わらせた後の22時以降の時間を狙うのも良いでしょう。
TikTokにおけるバズったの基準は?
「この動画バズってるよね」とよく耳にすると思います。
そもそもバズったとはなんでしょう?
バズったの感覚は人それぞれ違います。
100回再生をバズったとする人もいれば、100万回をバズったと定義する人もいます。
そこで弊社では、以下をバズった基準に指標として置いています。
弊社の「バズる」基準 |
フォロワーに対して再生回数が上回る
弊社は、フォロワー数に対して再生回数が上回った場合、その動画を「バズった」と定義しています。
例えば、上記の画像のように、フォロワーが15,000人のユーザーは、15,000再生以上を獲得することでバズったということができます。
おすすめ欄からの閲覧が90%
TikTokの動画閲覧方法は、おすすめ欄とフォロー中欄に別れています。
おすすめ欄とは、人気の動画や、ユーザーの好みに合った動画が表示される場所で、新規ファンを獲得するためにうってつけの場所です。
フォロー中欄は、ユーザーがフォローしているクリエイターの投稿のみが表示されます。
バズるには、新規ファンに多く見てもらうことで再生数を稼ぐことが必要です。
そのため、自分のファンであるフォロワーからの視聴が多いよりも、おすすめ欄から新規ファンの閲覧が90%以上を超えていると良いでしょう。
動画終了率は28%以上*
弊社で実際にTikTokのアカウント運用を行い、数値分析を行いました。
結果、動画を最後まで視聴した人が28%以上を上回れば、再生数が他の動画と比較して多くなるということがわかったのです。
例えば、上記の画像のアカウントでは、動画終了率が29.15%の投稿は、再生数が11,900回なのに対し、動画終了率が27.05%の投稿は、再生数が4,767回でした。
再生回数は、1秒でも動画を視聴したら1回としてカウントされますが、できるだけ最後まで視聴させる工夫が必要であるということがわかります。
さらに、別のアカウントでも調査を行ったところ、やはり動画終了率が高い方が再生回数も大幅に伸びるということがわかりました。
例えば上の画像だと、動画終了率が45.33%の投稿は、再生数が314,400回であるのに対して、動画終了率が17.29%の投稿は、再生数が7,498回です。
そのため、再生数を伸ばすのは最後まで視聴されるコンテンツ作りを意識しましょう。
※弊社実績調べ
TikTokで投稿をバズらせるためにインサイトデータを活用
TikTokには、投稿した動画の再生数や離脱率、視聴されている地域など様々なデータを分析できるインサイトという機能があります。
TikTokでインサイトを見るやり方は以下の記事を参考にしてみてください。
近年企業の認知拡大や商品のPRにTikTokが利用されていることをご存じですか? スマホ一つで簡単にアカウントの運用が可能なため、人気が急上昇しています。 しかし動画を投稿しても動画の再生回数が上がらない、フォロワーが増えない、[…]
インサイトでは、どの時間帯が一番見られているか各投稿のインサイトで確認できます。
何本かの動画のインサイトを確認して、一番視聴される時間帯を把握できたら、その時間帯に投稿することで再生数を確保することができます。
インサイトの結果から出てきたあまり見られていない時間帯に投稿するのは勿体無いですよね。
バズりやすい時間帯に投稿するメリット
TikTokでバズりやすい時間帯に投稿するメリットは以下の2点です。
バズりやすい時間帯に投稿する3つのメリット |
メリット1:効率よくターゲットに訴求することができる |
メリット1:効率よくターゲットに訴求することができる
自社の目的を明確にする、または上記の方法でインサイトを確認して、一番効果的な投稿時間を設定しましょう。
本記事で効果的な投稿時間を把握する、またはインサイトあなたの投稿がどの時間帯に一番見られているか確認することで、効率よくできるだけ多くのターゲットに訴求することができます。
投稿時間を間違えてしまうと、多くのターゲットとしている視聴者を失う可能性があるので、良いコンテンツ作りと共に時間も意識するようにしましょう!
メリット2:定時時刻で投稿することでファンを獲得することができる
バズる時間帯を把握した後に、例えば「毎日22時投稿」と定めることが効果的です。
なぜなら、定期的に見てくれるファンは、毎日その時間を楽しみに待つことがができるからです。
また、新規ファンは毎度同じ時間に同じアカウントの投稿を見ることで、徐々にアカウントを認知してくれるようになります。
このように投稿時間とファンの定着は関わっているのです。
まとめ
いかがでしたか。
本記事では、TikTokで動画を投稿する際の効果的な時間について解説しました。
以下に本記事でわかることをまとめてみます。
- TikTokには目的別・ターゲット別で効果的な投稿時間がある
- TikTokのバズる基準は人それぞれ
- インサイトデータで再生数のピーク時間を確認できる
- 投稿時間を設定することで、適切なターゲット訴求やファンの獲得が期待できる
自社でTikTok投稿を行う際は、ぜひ本記事を参考に投稿時間を設定してみてください!