近年、幅広い層から注目を浴びているTikTok。
「TikTokアカウントを開設したはいいものの、中々バズらない」と悩んだことはありませんか?
それは、アカウントの「キャラクター設定」をしっかり行えていないからかもしれません。
本記事では、TikTok投稿をする上でバズる秘訣となる「キャラクター設定」の方法やポイントを分かりやすく解説いたします!
本記事で分かること |
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キャラクター設定とは
皆さんは、TikTok投稿における「キャラクター設定」とは何かご存知ですか?
「キャラクター設定」とは、TikTokのアカウント自体または各投稿に”ユニーク性”をもたせることです。
動画内に人を登場させるだけでなく、撮影・編集の仕方によって個性的なキャラクターを作り出すことができます!
実は、キャラクターがしっかりと確立されているかどうかは動画の再生回数やEGM率の良し悪しに繋がってきます。そのため、TikTokでバズるためには「キャラクター設定」を行うことがとても重要になってくるのです。
「キャラクター設定」には色々な方法があるので、後ほどご紹介しますね。
TikTok運用でなぜキャラクター設定が重要なのか
「キャラクター設定」をすることでどんなメリットがあるのか、下記で解説いたします!
発信している情報だけでなく、アカウント自体にファンをつけることができる
アカウントのキャラクター設定をしっかり行うことで、「このアカウントが発信しているから信頼できる」「大好きなアカウントが紹介しているから、この商品を買ってみよう」といったアカウント自体にファンをつけることができるため、ユーザーからの興味関心UPに繋がります。
実際に、TikTokでは様々なジャンルのアカウントが沢山作られており、日々新しい情報が発信されています。
ユーザーにとって有益な情報を発信することは大切ですが、「キャラクター設定」を行わないと、ユーザーがアカウントをフォローする目的が情報収集のみとなってしまいます。
その危険性として、他アカウントが自社アカウントよりも有益な情報を流していたり、ユーザーにとって興味のない情報だったりすると、ユーザーはより有益で面白い情報を求めて流れてしまうということが挙げられます。
親近感と信頼性が高まるため、再生回数とシェア数が増加する
キャラクター設定を行うことでアカウントの人間性がユーザーに伝わるため、親近感と信頼性が高まります。
特に顔出しをしていないアカウントでは、しっかりとキャラクター設定を行わないと人間性が伝わらないため、ユーザーが離れやすくなってしまう可能性が高いです。
自社アカウントで動画内容に「アフレコ」を入れることでキャラクターの演出を行った事例を用いて、「自動音声」の動画と比較してみましょう。
ここでは、顔出しなしのアカウントを開設してからの12投稿の再生回数とシェア数の平均数値を出してみました。
【自動音声】 平均再生回数:2,943 平均シェア数:1回
【アフレコ】 平均再生回数:5,832 平均シェア数:4.5回
このように、キャラクターを演出するかしないかで再生回数とシェア数に大きな差が生じるため、キャラクター設定の重要性が分かります!
競合アカウントとの差別化に繋がる
TikTok運用を行う企業アカウントが近年増えていることもあり、どのようなジャンルにおいても似たような情報を発信している競合アカウントが存在しています。
そこで競合アカウントと差別化を図ることができる方法として、オリジナルのキャラクター作りが挙げられるのです。
TikTokでは動画の撮影の仕方や編集などで自由にキャラクターを設定することができるため、誰でも簡単に競合アカウントと差別化させ自社アカウントにファンをつけることが可能です!
キャラクターの作り方~アカウント編~
ここでは、アカウントにおける「キャラクターの作り方」についてステップごとに解説いたします。
①届けたいターゲット層の調査
アカウントのキャラクター設定を行う前に、どんなターゲットに届けるべきかの分析を行います。
これによりユーザーのニーズを踏まえたキャラクターを作ることができるので、バズる確率が上がるのです!
今回は自社で運用しているコンビニグルメのアカウントを事例に出して解説いたします。
まず、「どんなコンテンツを発信しているのか」「どのようなターゲット層に向けているのか」「ターゲットはどのようなニーズを持っているのか」といったコンビニグルメの競合アカウント調査を行います。
この調査を踏まえ、コンビニグルメ市場のブルーオーシャンを見つけます。
実際に、TikTok内のコンビニグルメ市場をリサーチしてみると、多くのアカウントがコンビニの新・珍商品を発信しており、SNS映えや流行りに乗りたい20代の若者をターゲットに設定していました。
そこで、自社ではターゲットを20代女性に絞り、「同じ20代女性がコンビニスイーツを中心に発信している」というコンテンツ内容にすることで、コンビニグルメ市場のブルーオーシャンを見つけ出すことができたのです!
②アカウントのコア作り
アカウントの方向性が決まったら、アカウントのコアとペルソナを設定します。
「コア」とは、そのアカウントでどのような投稿をしても絶対にぶれない軸(特徴)のことを指します。運用者はこの「コア」に沿って企画やコンテンツ出しをしていく必要があります。
また、「ペルソナ」とは、具体的なユーザー像のことを指します。年齢や性別だけでなく、仕事内容や趣味などライフスタイルまで深堀って設定することで、よりユーザー視点に立って考えることが出来ます。
このような「コア」と「ペルソナ」を設定することで、ユーザーのニーズに沿ったアカウントを作ることができます。つまり、より具体的且つ親近感のあるキャラクターを設定することができるのです。
実際に自社では、コアを「コンビニスイーツを1日2回食べる爆食OL」と設定し、ペルソナは共感性を誘発しやすい「仕事をしている一人暮らしの20代女性」としました。
このように、爆食×OL×スイーツという相容れないキーワードを掛け合わせることで、どの競合アカウントも演出していないキャラクターを作り出すことができたのです。
このコア作りにより、かなりキャラクターがイメージしやすくなりますよね!
③プロフィール作成
次に、上記を踏まえてアカウントのプロフィールを作成します。
プロフィール画像とプロフィール文はユーザーが投稿動画から飛んできた際に必ず見る場所になってくるので、ここでアカウントのキャラクター性を一目で見ても分かるように伝えることが重要になってきます。
実際に、「コンビニスイーツを1日2回食べる爆食OL」は下の写真のように表しています。
キャラクターの作り方~投稿編~
ここからは、動画投稿時にできるキャラクターの作り方を自社アカウントの事例を用いて紹介していきます。
人物を登場させる
一番簡単で且つ分かりやすいキャラクター設定が、実際に人を動画内に登場させることになります。
ユーザーは視覚的にキャラクターを認識するため、親近感が一番湧きやすい方法となってくるでしょう。
実際に自社アカウントで、キャラクターとなる人物を登場させたところ再生回数の伸びに繋がりました。
自動音声ではなくアフレコにする
「アフレコ」は聴覚的にキャラクターを演出させる方法で、自動音声よりも再生回数が伸びる傾向にあります。
自動音声での動画投稿が流行っている中で、自分の声を「アフレコ」としていれることでキャラクターを想像させることが出来ます。
20代女性をモチーフにしたキャラクターであれば高い声で話したり、個性的なキャラクターを演出したい場合は声のトーンを普段と変えて抑揚をつけてみたりと、様々な工夫をすることが可能です。
実際に、下記写真の赤枠に囲った投稿が「アフレコ」、それ以外が「自動音声」となるのですが、再生回数にしっかりと差をつけることが出来ていますね!
編集の仕方で演出してみる
カット数を多くしたり、動画のテンポ感を早めたりするなどの動画の編集により、キャラクターを自由自在に演出することも出来ます。
自社では、「コンビニスイーツを1日2回食べる爆食OL」というキャラクターを演出するために、実際に食べ進めている様子を撮影しました。
その上で、パラパラ漫画のように食べているシーンのカット数を増やし徐々にテンポを速めていくことで、”爆食感”の演出にこだわりました。
固定フレーズを使う
動画投稿の導入部分で「どうも〇〇です」といった固定挨拶や「これ見つけた私やばい」といった固定フレーズを耳にする人は多いのではないでしょうか。
この固定フレーズがあることで、アカウントのキャラクターのイメージがつきやすくなり、多くのユーザーに覚えてもらうことができます。
また、固定のフレーズだけでなく、動画の構成やストーリーでも個性的なキャラクターを演出することができるので是非試してみてください!
キャラクター設定を行った自社アカウントの事例
ここでは、「キャラクター設定」を行うことで多くのファンをつけることに成功しているアカウントと投稿事例をご紹介します。
アカウント名:つのずふぁっしょん
このアカウントでは、「仕事もおしゃれも楽しみたい広告代理店のOL」というキャラクターを作り出しています。
そのため、つのずふぁっしょんでしか提供できない社会人ならではの経験や、つのずふぁっしょん流オフィスコーデを多くのユーザーに届けることができています!
投稿例①
こちらの投稿では、つのずふぁっしょんの「広告代理店で働く1日」を紹介しています。
「仕事もおしゃれも楽しみたい広告代理店のOL」というキャラクターが確立されているからこそ、OLの理想像・先輩像として多くのユーザーからの興味関心を惹きつけることができていますね!
投稿例②
こちらの投稿では、つのずふぁっしょん流の「垢抜け方」を紹介しています。
つのずふぁっしょんでは、よくある一般的なオフィスコーデとは一味違うカラフルオフィスコーデを沢山紹介していたり、オリジナル美容法を紹介しているため、ユーザーは「ここでしか得ることのできないファッション情報」を入手することができています。
つまり、キャラクター設定をしっかり行うことでアカウントにファンがつくため、ユーザーの購買行動に繋げることができるのです!
まとめ
いかがでしたか?
本記事では、TikTokにおけるキャラクター設定の定義から作り方を実際の投稿例を挟んで紹介してきました。
今回のポイントをまとめると以下のようになります。
- TikTokにおけるキャラクター設定とは「アカウント自体または各投稿に”人間性”をもたせること」
- キャラクター設定を行うことで、発信情報だけでなくアカウントにファンをつけることができる
- アカウント作成時・動画投稿時の両方においてキャラクター設定を行えるとよい
みなさんも是非、オリジナルのキャラクターを設定し投稿してみてください!